ジェンマ

読書三昧

【おすすめ書籍 40】村上春樹『街とその不確かな壁』(新潮社)

本書のあとがきを読むとこの小説の成り立ちがわかります。核となったのは、1980年に「文學界」に発表された『街と、その不確かな壁』という中編小説で、40年後のコロナ禍という異様な環境下で根本から書き直し、完成させたのが本書です。一つのものが二つのストーリーを生み出し、二つのものが最後に一つに合体していく・・・。時を重ねた熟成の幻想世界を味わってください。
読書三昧

【おすすめ書籍 39】高階秀爾『カラー版 名画を見る眼 Ⅰ』(岩波新書)

1969年の初版から50年以上読み継がれてきたロングセラーが、カラー版として刷新されました。15点の名画をカラーで鑑賞できることに加えて、本文で言及した絵画、彫刻などの参考図版63点が新たに収載されています。本書では15世紀のヤン・ファン・エイク畢生の名作から19世紀のマネの革新的な作品までの、西洋美術史の中でも輝かしいひとつのサイクルを高階秀爾氏が読み解いていきます。
雑記ブログ

【園芸初心者12カ月 5】芒種(ぼうしゅ)~夏至(げし)

近畿から東海地方で梅雨入りが発表されました。関東はこれからです。紫陽花の花が咲いてきました。手間要らずで長く咲いてくれるので重宝しています。
ゴルフ

【イマイチゴルフ 14】 セベバレステロスゴルフクラブ

5月24日(水)にようやくホーム初戦を迎えました。IN9:42スタートでしたが、平日の朝は下道が予想以上に混雑・渋滞しており、2時間近くかかっての到着。練習場では課題のドライバーを含めまずまずではありましたが、パターの練習は時間切れとなり、結果的にこのことが本日のプレイに大きく影響することに・・・。
休日ワイン

【おすすめ書籍 38】ジェラルド・アッシャー『世界一優雅なワイン選び』(集英社文庫)※品切

初版が1996年10月25日。27年前の著作ということでもあり、残念ながら現在は版元で品切れています。ただし、ネットで中古本なら入手可能ですので、ワイン愛好家にはおすすめしたい一冊です。塚原正章、合田泰子訳。
ゴルフ

【イマイチゴルフ 13】大宮国際カントリークラブ

2023年5月19日。午後より雨の予報80%のため、予定より1時間ほどプレイ開始を早めてもらいました。ちどりコース⇒しらさぎコースをしらさぎコース⇒ちどりコースに変更。
ゴルフ

【イマイチゴルフ 12】東京国際ゴルフ倶楽部

2023年5月10日。東京都町田市にある歴史を感じさせるゴルフ場です。小田急多摩センター駅が最寄り駅。練習場では課題のアイアンも問題なく復調気味でひと安心。シャンクが出たらと思わずにいられないほど、前回の練習から引きずっていましたが何よりでした。5U・5W・1W・PTはまずまず。
ゴルフ

【イマイチゴルフ 11】5月のラウンドに向けて

5月3日(水)。1週間後の5月10日に予定されているラウンドに向けて、浮ケ谷ゴルフセンターで練習。本日の課題はアイアン。午前中から暖かい日となり、SW~6Iまでまずまずのスタート。5U~3Wまで好調。ドライバーは◎7回〇14回の21/24の.875と1週間後のラウンド前にひと安心の出来。後半のアイアンはヘッドアップをしないように意識してから、打球にしっかり高さがでるようになりました。納得の90球で終了。帰り際にパターの練習をしたところ、こちらはイマイチの出来で、次回の課題となりました。すべてが上手くいく日はないということですかね。
雑記ブログ

【園芸初心者12カ月 4】立夏(りっか)~小満(しょうまん)

気温も25℃近くになる日が増えてきており、朝の水やりが大切になってきました。雨が降った時でも場所によって鉢に水が足りないと花がうな垂れてきます。檸檬の花が咲いてきました。こちらも丸7年になりますが、花の数もたいぶ増えた印象です。
読書三昧

【おすすめ書籍 37】西加奈子『くもをさがす』(河出書房新社)

コロナ禍のカナダで乳がんを罹患した西加奈子。「日本人には情があり、カナダ人には愛がある」とはバンクーバーに数年暮らした著者の見立てですが、医療関係者や友人そして家族との会話や関わりが愛に満ち溢れているところが本書の特長です。不安な日々の中で光明を見出そうとする著者の心情に寄り添う。そのかけがえのない光によって読者は著者とハグをしているような温かい気持ちになる一冊で