【おすすめワイン 8】テッレ・デル・バローロ バルバレスコ

休日ワイン

生産者はテッレ・デル・バローロ。そのバルバレスコとの出会いは昨年の12月に妻と京都旅行の2日目のこと。午前中は平等院鳳凰堂を満喫し、昼から京都市内でワインが飲めるお店を検索して、「京都ダイナー」を予約しました。旅行客というより地元の方々がグループでお酒を楽しんでいるといった感じのお店です。人気メニューの焼きたてローストビーフなどと一緒にこのワインをいただきました。

輸入業者は稲葉。稲葉から仕入れているであろう販売店でよくみかけるラベルですから、ご存じの方も多いのでは。今年に入り、ネットでバローロ&バルバレスコの2本セットを注文。3月に法事を済ませた折、自宅で焼き鳥をメインにバルバレスコを味わいました。

「バローロ」がワインの王であり、王のワインであれば、「バルバレスコ」はワインの女王、女王のワインと称されています。この味わいが「優雅」なのだと覚えておきたいものです。

【ワインの用語集】 バルバレスコ

イタリア北西部にあるピエモンテ州は寒暖差が激しいこともあり、イタリア最高ともいえるバローロやバルバレスコが生まれます。バルバレスコはネッビオーロから造られる赤ワインで、バローロに比べ繊細で優しい女性的な味わい。(若生ゆき絵『ワインの基礎知識』新星出版社)

バルバレスコの畑は栽培面積がバローロの35%とせまいため生産量は限られてしまいますが、土壌やテロワールの違いが少なく一貫性のあるワインを造ることが可能です。(渡辺順子『「家飲み」で身につける語れるワイン』日本経済新聞出版)

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