読書三昧

【おすすめ書籍 90】原田マハ『リボルバー』(幻冬舎文庫)

東京都美術館で開催の「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」を観たタイミングで、ようやく本書を読む機会を得ました。ゴッホが自殺に使ったとされるリボルバーを小道具に、史実をベースに著者は妄想?を膨らませ、見事に結実させた小説となっています。ゴッホと弟のテオ、そしてゴーギャンとその家族・・・。本書においても美術展同様に「家族」がしっかりと画家の夢を繋いでいます。本書のカバーはロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵の十五本のひまわりです。この有名な絵にも素晴らしい家族の物語があるのをご存じですか?
読書三昧

【おすすめ書籍 89】柚月麻子『BUTTER』(新潮文庫)

英国で多くの文学賞を受賞した本書は、2025年にダガー賞(英国推理小説作家協会賞)の候補作となったことをきっかけに、日本でもブレイクしています。文庫版カバーを裏返すとイギリス版の表紙を楽しむことができます。男たちを殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子の存在感に圧倒されます。彼女への面会を取りつけた週刊誌記者の町田理佳や親友の怜子に影響を与え、その恋人たちを含めて翻弄していく社会派長編小説となっています。
読書三昧

【おすすめ書籍 88】櫻田智也『失われた貌』(新潮社)

『蝉かえる』で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をW受賞した著者初の長編小説です。本格ミステリ&警察小説として一級品の出来映えの本作ですが、バー「ブールバード(広小路)」のマスターと主人公日野との掛け合いは芳醇なハードボイルドとしても大いに楽しめ、シリーズ化が待ち遠しいところです。本書は先日発売されました『このミステリがすごい!2026年版』国内編で堂々の第1位です。乾杯!
園芸初心者

【園芸初心者12カ月 31】2025年11月・12月(立冬~小雪~大雪~冬至)

11月に入り、レモンの収穫の時期を迎えました。レモンの実が黄色味がかってきたところが良いようです。収穫祭では鶏の手羽先を塩焼きにしたものに収穫したレモンを絞ってかける・・・。甘味も感じられ、美味しくいただきました。
読書三昧

【おすすめ書籍 87】松下幸之助『道をひらく』(PHP研究所)

東京交通会館が60周年を迎えています。その建物の1、2階で営業している三省堂書店有楽町店では交通会館のイラスト入りのカバーがかかった本書が目を引きます。
ゴルフ

【イマイチゴルフ 47】川越グリーンクロス

10月12日は前日の雨もあがり、最高気温が24℃と暖かく、午前中から最終ホールまで半袖で爽やかなラウンドを楽しむことができました。荒川整備事業によりゴルフ場の占有継続可能範囲が縮小されたため、2025年12月31日で閉鎖の予定。川越グリーンクロスでのプレイは今回が残念ながらラストになります。
読書三昧

【おすすめ書籍 86】加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫)『戦争まで』(朝日出版社)

戦後80年の節目の年ということもあり、ようやく日本近現代史の泰斗、加藤陽子氏の著作を読む機会を得ました。2冊とも中高生に向けての講義集です。小林秀雄賞受賞の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』にはジャン=ジャック・ルソーの次の言葉が繰り返し紹介されています。「戦争とは相手国の憲法を書きかえるもの」。
園芸初心者

【園芸初心者12ヶ月 30】2025年10月(寒露~霜降)

ハナミズキが紅葉する前に枯れてしまい、葉の多くが落葉しています。9月いっぱい暑さと水不足に加えて、剪定が弱かったために、多くの葉に栄養が届かなかったからでしょうか。紅葉を楽しみにしていたのですが、残念です。10月に入ってもまだ花が咲きそうにない金木犀。暑く長い夏は金木犀にも影響しています。その金木犀の花が終わる頃に、ハナミズキ、金木犀、梅の剪定をまとめて市のシニア人材センターにお願いする予定です。
園芸初心者

【園芸初心者12ヵ月 29】2025年8月~9月(立秋~処暑~白露~秋分)

猛暑日が例年以上に多く、過去最多を記録した8月でした。いちばん暑い夏を経験しているのは植物も同じです。もみじをはじめ色々な植物がこの暑さに辟易している模様。
コラム

【コラム 8】再生可能エネルギー政策への転換

経済産業省の資源エネルギー庁が発信している「主要国の発電電力量に占める再エネ比率の比較」を見ると、日本の再エネ電力比率は2020年度で、約19.8%となっています。2018年の時点では米国とほぼ同じ16.9%だったところからは3ポイントほど高くなってはいますが、まだまだ発展途上の域を出ていないようです。