休日ワイン

【おすすめワイン 4】ワイングラス編

ワインを楽しむ時に、それがデイリーワインの場合と特別な記念日ワインとで使うグラスを変える人は多いと思います。時にはデイリーワインであっても、グラスを普段のものと変えることでちょっと贅沢な気分になれて、いつもより美味しいと感じることが少なくありません。気分を味わうだけではなく、そのワインの良さを引き出すためのワイングラスでもあります。
読書三昧

【おすすめ書籍 22】深緑野分『スタッフロール』(文藝春秋)

映画のエンド・クレジットが長尺になっている現代とは違い、戦後ハリウッド映画のスタッフロールは短く、栄誉を享受できていた映画人は限られていました。本書はその戦後の映画界で爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダの切なる想いが時空を超える、ウェルメイドな作品に仕上がっています。第167回直木賞候補作となった一冊。
休日ワイン

【おすすめワイン 3】 サンジョヴェーゼ テッレ・デリ・オシ

イタリア料理店「サウザンシーズン」でお気に入りのワインです。暑い日には赤ワインながら冷やしてあるものを勧められ、飲んでみたところ、とても美味しかったことを覚えています。生産者はディマーヨ・ノランテ。「サウザンシーズン」はブドウが店頭に出る頃の季節限定でありますが、ブドウ(2種)のピザがメニューに加わります。なかなかそのタイミングが難しいのですが、やみつきになります。
読書三昧

【おすすめ書籍 21】チャールズ・M・シュルツ『心をととのえるスヌーピー』(光文社)

スヌーピーの漫画『ピーナッツ』を読みながら、「和敬静寂」「日々是好日」などの禅語の言葉を学ぶことが出来る本書は、10万部を超えるベストセラーになっています。ストレスが少なくないコロナ禍のいま、心を整えることの大切さに気づかされます。著者・訳者谷川俊太郎に加え、監修者枡野俊明の三拍子が揃い、思索的興趣が尽きません。
読書三昧

【おすすめ書籍 20】エマニュエル・トッド『第三次世界大戦はもう始まっている』(文春新書)

ウクライナは「核家族」社会で、欧米のように個人主義、自由主義を重んじるのに対して、ロシアは「共同体家族」の社会で、権威主義を重んじており、ウクライナは家族システム的に西側である、と著者は見ています。またロシアによるウクライナ侵攻に対する世界各国の反応を分類した地図が、研究テーマである「家族システム」からみた世界地図と酷似しているなど、人類学的視点が興味深い一冊です。
休日ワイン

【おすすめワイン 2】アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ

濃厚な甘い香りが際立っています。陰干しぶどうで造られるイタリアヴェネト州のDOCGワイン。ブドウの品種はイタリア固有のコルヴィーナ、ヴェロネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラを使用。生産者はルイジ・リゲッティ。輸入業者は「稲葉」。コスパ秀逸なアマローネをお愉しみください。
雑記ブログ

【コラム 1】週休3日で「潤沢さ」を享受

斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』は刺激的な一冊である。晩年のマルクスの思考・思想を研究し、その全体像に迫る著者ならではの切り口で現代の気候変動と資本主義の関連について言及し、新たな社会システムの転換を提言している。気候変動の課題を解決し、世界で豊かさを享受する社会にするには、マルクスの『資本論』を解説しながら、1%の富裕層による資本主義社会から、脱成長コミュニズムへの転換が必要だと99%の市民に訴えている。
ゴルフ

【イマイチゴルフ お楽しみはこれからだ 2】

90を切ることができたものの、その後は92 90 97 92 96 94 97と残念ながらイマイチの結果で昨シーズンは終了しました。今シーズンはぜひ80台を再び、出来れば複数回出したいものです。実は昨年末にゴルフ仲間の薦めもあり、ゴルフクラブの会員権を購入。JGMセベバレステロスゴルフクラブです。今日はセベの練習場で1時間半打ち放題とアプローチ、パットの練習をしてきたところです。広々とした開放感のある練習場、特に隣接のアプローチやバンカー、グリーンで練習できるのは今後のスコアメイクに大いに役立てばと思います。メンバー料金で1時間半500円とお値打ち。
読書三昧

【おすすめ書籍 19】川本三郎『映画のメリーゴーラウンド』(文藝春秋)

ヤンキース、ミッキー・マントルの話から『グリーンブック』・『カーネギーホール』に繋がり、チャイコフスキーの話に。一本の映画作品のちょっとしたディテールから連想ゲームのように別の映画作品につなげていく、著者ならではの映画エッセイです。映画の愉しみ方はこうありたい、と感心することしきりです。
ゴルフ

【イマイチゴルフ お楽しみはこれからだ 1】

ゴルフを始めて15年を超えながら、なかなか80台を出すことができずにいましたが、昨年の6月に吉見ゴルフ場でようやく「87」を記録しました。いつもイマイチのショットやアプローチの連続で反省のラウンドが多かったのですが、この日ばかりは会心のショット、お褒めのアプローチで自己ベストを更新することができたのです。(記念のボールはもちろん部屋に飾っています。)