【おすすめ書籍 97】フランク・パヴロフ 藤本一勇訳『茶色の朝』(大月書店)

読書三昧

大学同期のS君から紹介。フランク・パヴロフのストーリーにヴィンセント・ギャロの絵が挿入されている31ページの本文と高橋哲哉による14ページのメッセージで構成されている本書は、版元や関係者の熱意が伝わる日本オリジナル編集版となっています。猫や犬から新聞・ラジオまですべて茶色になっていく物語。いつの時代でも、どこの国においても「茶色の朝」がやってくるかもしれません。戦後80年平和だった国でも例外ではないのです。「思考停止をやめること、考えつづけること」の必要性を説いた哲学者高橋哲哉のメッセージが心に残ります。

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