【おすすめ書籍 87】松下幸之助『道をひらく』(PHP研究所)

読書三昧

東京交通会館が60周年を迎えています。その建物の1、2階で営業している三省堂書店有楽町店では交通会館のイラスト入りのカバーがかかった本書が目を引きます。

1968年初版の『道をひらく』は数多くの著作を残した松下幸之助の代表作で、昭和・平成・令和と読み継がれています。1979年に松下幸之助は松下政経塾を設立しますが、本書では人としての道とともに国としてとるべき道についても省みているところが特徴です。松下政経塾1期生の野田佳彦、5期生で今回女性初の首相となった高市早苗など数多くの政治家や企業経営者を輩出している松下政経塾。松下幸之助の遺志がDNAとして多くの方々に伝授されていることを願います。

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