【おすすめ書籍 73】松岡正剛『知の編集工学』(朝日文庫)

読書三昧

追悼松岡正剛さん。本書は「編集は人間の活動にひそむ最も基本的な情報技術である」というテーマで展開されています。情報の動向については三つの見方を示されています。「情報は生きている」ということ、「情報はひとりではいられない」ということ、そして「情報は途方にくれている」ということです。著者の原点である本書を入口に『情報の歴史』『情報の歴史を読む』と読み進めて、編集作業のワクワク感を追体験したいものです。

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