読書とは自分から遠く離れた文脈に触れることであり、人を惹きつけるものです。しかし効率が優先される現代においては、この自分から離れた文脈は「ノイズ」と認識されてしまいます。全身全霊で働くほど、このノイズを頭に入れる余裕がなく本が読めなくなる、と説いています。著者は本書で提言しています。半身(週3勤務や兼業)で働ける社会、働きながら本を読める社会をつくることを。

【おすすめ書籍 74】三宅香帆『「好き」を言語化する技術』
推しについて発信したい!という方々にとって、書評家三宅香帆さんによる本書は最適のテキストなのでしょう。令和版文章読本として多くの読者を獲得しています。心得のひとつ「自分の言葉をつくる」こと。フランス語「クリシェ」はありきたりな言葉、表現という意味ですが、まずはこれを避けることが大事のようです。ついつい常套句を使いたくなりがちですが、肝に銘じておきたいものです。
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