【おすすめ書籍 27】ハン・ドンイル『教養としてのラテン語の授業』(ダイヤモンド社)

読書三昧

本書はラテン語の難解な文法を学習するための語学書ではありません。「Carpe diem カルペ・ディエム 今日に集中し、いまを生きろ」や「Do ut des ド・ウト・デス 与えよ、さらば与えられん」といった名言を読み解きながら、古代ローマ人からの叡智を授業さながら学ぶことができる人文書です。近年リベラルアーツを副題としている書籍の刊行が増えていますが、本書はその中で「真打ち登場」といった趣があります。

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