ジェンマ

雑記ブログ

【園芸初心者12カ月 4】立夏(りっか)~小満(しょうまん)

気温も25℃近くになる日が増えてきており、朝の水やりが大切になってきました。雨が降った時でも場所によって鉢に水が足りないと花がうな垂れてきます。檸檬の花が咲いてきました。こちらも丸7年になりますが、花の数もたいぶ増えた印象です。
読書三昧

【おすすめ書籍 37】西加奈子『くもをさがす』(河出書房新社)

コロナ禍のカナダで乳がんを罹患した西加奈子。「日本人には情があり、カナダ人には愛がある」とはバンクーバーに数年暮らした著者の見立てですが、医療関係者や友人そして家族との会話や関わりが愛に満ち溢れているところが本書の特長です。不安な日々の中で光明を見出そうとする著者の心情に寄り添う。そのかけがえのない光によって読者は著者とハグをしているような温かい気持ちになる一冊で
休日ワイン

【おすすめ書籍 36】内藤博文『世界史を動かしたワイン』(青春新書)

重厚なボルドーワインの登場は17世紀後半。ボルドーは元々イングランド王の領地だったこともあり、イギリスの哲学者ジョン・ロックもオーブリオンを愉しんでいたという逸話があるくらい、多くのイギリス人に愛飲されていました。ルイ14世はボルドーではなくハンガリーのトカイワインの蠱惑的な魅力の虜になっていたことなど、世界史の舞台の中心にはワインが存在していたことを本書で知ることができます。
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【コラム 4】共助資本主義とは 経済同友会代表幹事新浪剛史氏の言葉より

先日のNHKおはよう日本のおはBizコーナーで「共助資本主義」という言葉を知った。木曜・金曜担当の神子田キャスターが経済同友会の新しく代表幹事になるサントリーHDの新浪剛史氏に取材し、その抱負を語った中で出てきた言葉であった。
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【園芸初心者12カ月 3】清明(せいめい)~穀雨(こくう)

ハナミズキやオオデマリの花が散る頃にバラが咲き始めます。深紅のバラは「ミスターリンカーン」、黄色のバラは「ミケランジェロ」。ほぼほぼ名前で選んでいます。鉢植えですので今日のような風の強い日には倒れてしまうこともままあります、というか倒れかけていました。見守りが必要です。
読書三昧

【おすすめ書籍 35】池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)

「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊。」という池井戸潤の言葉がオビに掲載されています。この言葉で本書を手に取った方も多いのでは。今回は映画化のタイミングでもあり、再読も含め、いま多くの方々に読まれています。東京第一銀行長原支店で働くさまざまな行員たちを描いた群像劇の本書は、良質の短編集の切れ味と長編ミステリの周到さとを併せ持った作品です。
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【園芸初心者12カ月 2】啓蟄(けいちつ)~春分(しゅんぶん)

桜が散る頃に咲き始めるハナミズキです。植樹して丸7年になりますので、今年の冬にしっかり剪定する予定です。近所にもハナミズキがあるお宅が2軒ありますが、昨年それぞれ剪定されていました。勉強になります。
読書三昧

【おすすめ書籍 34】池井戸潤『ハヤブサ消防団』(集英社)

主人公のミステリ作家三馬太郎は亡き父の故郷のハヤブサ地区に移住し、消防団に入ることになる。その任命式当日に放火事件が起きてしまう。本書には次のような記述があります。「作家にとって一番の仕事は文章を書くことではなく、人の本質を見極めることである。」作家の力量のバロメーターであり、習性と言っていいこの心の在りようを読むことによって、三馬太郎は連続放火事件の真相に迫っていく。
ゴルフ

【イマイチゴルフ 10】ステルスHDの練習が続きます。

実戦でもそうだったのですが、フェース角が1.5°オープンだと打球が右に行くケースが少なくありません。振り遅れなど、理由があるのでしょう。掴まりやすいステルスHDで左に引っ掛けることは回避することは出来たのですが、練習で回を重ねても当たりが良くならないのが気になっていました。
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【コラム 3】政治はやってほしい(青木理氏の言葉より)

日曜日の朝のTBS番組といえば「時事放談」という年代は、高齢者に属するのだろう。昭和5年生まれの亡き父が毎週楽しみに見ていた記憶は鮮明だ。いまは同局の「サンデーモーニング」を欠かさず見ることにしている。「サンデーモーニング」といえば、当時の安倍首相ら官邸が総務省(当時高市大臣)に対して意見が偏っていると具体的に名前が出た番組である。この番組を自民党議員の多くは残念ながら見ていないのかもしれない。3月26日(日)の放送では「袴田事件」にみられる冤罪の危険性について語ったジャーナリストの青木理氏の言葉に注目したい。