【おすすめ書籍 106】大江健三郎『ヒロシマ・ノート』(岩波新書)

読書三昧

被爆から18年の1963年に始まる取材ノートには、悲惨な被爆者たちの威厳に満ちた姿や、献身的な医師たちの振る舞いが記録されています。戦後81年目を迎え、被爆者たちの声の継承が困難になってきたことに加え、世界各地で戦争が繰り返され、現職の日本の政治家からも非核三原則を一部見直しの議論をと平気でコメントが出てくるこのご時世に、本書の価値は高まるばかりです。

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