【おすすめ書籍 80】河野龍太郎『日本経済の死角』(ちくま新書)

読書三昧

過去25年でアメリカは生産性が50%上がり、賃金は25%増。フランスも生産性が20%上がり、賃金も20%弱上がっています。しかしながら日本は生産性が30%上がっているにもかかわらず、実質賃金はまったく上がっていない・・・。本書ではこの謎を解明しています。2024年ノーベル経済学賞を受賞したダレン・アセモグル、サイモン・ジョンソンそしてジェイムズ・ロビンソンの著作の併読をおすすめします。キーワードはシステムが「収奪的」か「包摂的」かです。

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